【あさいまり/ Asai Mari 】
ヴァイオリニスト、東京音楽大学卒業。様々な著名アーティストのサポートや作品に携わる一方、”音楽で物語を紡ぐ”自身のソロ活動、作品作りを精力的に行っておられます。
あさいまりさんの楽曲の世界観を一言で言い表すなら〈ファンタジー〉。中世ヨーロッパの教会旋法やケルト音楽を取り入れたインストゥルメンタル作品を得意とし、まるで異世界に入り込んだような、独自の幻想的な音楽の世界に惹き込まれていきます。
ファンタジーな作風の楽曲やクラシック、ケルトの世界観がお好きな方にもおススメ！

◎『組曲:生命のフォリア / Suite : La Folia de la vida』
今作のテーマは『死の舞踏』。アメリカを拠点に活躍する幻想画家Sui Yumeshimaの日本での個展の会場音楽として制作したコラボレーション作品。 音楽を一つのアートとして捉え、個展のテー マに合わせて一つ一つのフレーズに意味を持たせながら絵画を描くように創作いたしました。

中世末期にヨーロッパで猛威を振るったペストにより多くの芸術で取り上げられたテーマを、このコロナ現代で再び取り上げる、というSuiさんの意向に深く共感し、生命の生きることへの狂気とも言える強い執着・力強さを描き、立ち向かうことへの希望を表現した作品。

アートワークは前作に引き続きSui Yumeshimaさんに担当して頂き、視覚と聴覚の両方でどっぷりと世界に浸ることができる作品となっています。 中世の教会旋法やケルト要素、北欧サウンドを入れつつも、これまでの作品とは一線を画す作品。是非じっくりと味わって頂きたいと思います。

「組曲:生命のフォリア / Suite : La Folia de la vida」6曲/25分
01. 第１曲 [ヴァニタス]
　　No.1 [Vanitas]
02. 第２曲 [生命の目覚め]
　　No.2 [The Awakening of Life]
03. 第３曲 [享楽のジグ]
　　No.3 [Jig of Pleasure]
04. 第４曲 [フォリア]
　　No.4 [Folia]
05. 第５曲 [時の彷徨]
　　No.5 [Wanderings in Time]
06. 第６曲 [サラバンド]
　　No.6 [Sarabande]
※スタンドは付属しません